金融庁によるレバレッジ規制が行われ、多くのFX業者は今後低レバレッジで別のサービスを打ち出すことになるか、FX業務を完全に止めて廃業する決断を迫られています。短期売買業者はかなり危ない状況です。
ではEMCOM証券はどうなのでしょうか?
EMCOM証券の信託保全や人気、評判、サービス状況などから今度撤退してしまうのか、それともこのまま生き残れるのかを分析しました。
EMCOM証券のセールスポイントはEMCOMシステムを使った400倍ものハイレバレッジやUSDJPY0.7pips、EURJPY1.3pips、GBPJPY2.2pipsという超狭いスプレッドを固定しているところです。でもレバレッジ規制の影響が大きそうです。
金融先物取引業者の登録
・・・ 近畿財務局長(金商)第28号に登録済に登録済み
信託保全の状況
・・・ 日証金信託銀行に全額信託保全
自己資本規制比率
・・・ 200%台の低水準
株主や親会社
・・・ JASDAQ上場企業EMCOMグループ(7954)
業者の人気度
・・・ 口座数は3万程度、そこそこ人気
業者の評判や口コミ
・・・ 評判はとても多いが、サーバーが弱いという話も
業者の決算発表
・・・
高レバレッジ規制の影響
・・・ 高レバレッジ・低スプレッドなので影響大!
以上のことからEMCOM証券の廃業・倒産を考えてみましょう。
安全性チェックポイントにおいては信託保全されていますが、自己資本規制比率があまり高くありません、そして上場企業のEMCOMというのは中国系の方が運営している金融グループであり、問題も多くあります。事実EMCOM証券は一度行政処分を受けている前科もあるのです。ちょっと安全性に疑問が残ります。
さて、問題のレバレッジ規制による影響ですが
EMCOM証券のウリは、EMCOMのシステムを使った超低スプレッドと高レバレッジの取引条件になります。つまりレバレッジ規制の影響をまともに受けてしまうのです。EMCOM証券には他にセミナーとかシステムプログラムとかのサービスはありませんので厳しい状況です。
では倒産・廃業してしまうのか?
実は親会社のEMCOMはかなりFXに力をいれている企業です。EMCOMはもともとジャレコというゲーム企業でしたが、買収されたり他の商売やったりして右往左往ばかりしていましたが、やっとFX事業でやっていけるノウハウができたらしく、EMCOM全体がFX事業を中心とした経営方針をとっています。しかし危ない業者であることはかわりなく、信用されていません。
※追記
予想通りに、EMCOM証券は経営方針を見出すことができなくなって。事業をトレーダーズ証券へ譲渡して、廃業しました。またも予想的中でした!